下里地区では里山保全の一環として、「カタクリとニリンソウの里」を維持する活動を続けています。里山の腐葉土がもたらす栄養豊富な水が、下流の集落の田んぼの米作りに役立ち、美味しいお米になります。下里集落の上流と下流の人たちが手を結びあい、環境を共に守って地域を住み易く、また豊かにしていこうという地域の絆の結び直しでもあります。
本プロジェクトは、そうした里山保全を支援するために、2010年秋から始まりました。株式会社OKUTA様が参加する1%・フォー・ザ・プラネットの一環として行なわれており、活動は5年間継続する予定です。
実績としては、OKUTA様の昨年10月末の決算から、珪藻土の売上の1%である70万円あまり寄付頂きました。今年は4月28日に「カタクリとニリンソウの里」入り口の支障木の伐採が行なわれました。木が道路に伸びだし危ない状況になっていたため、整備したものです。今後も危ない場所を整備する予定で、跡地にはこの後、広葉樹を植える予定です。